下図が、教育学部4年間で学生が経験する主な教育実習系科目です。
メインとなるのは、3年次の8月から9月に3~4週間かけて行われる「附属学校実習」です。4月から学級観察や模擬授業が始まり、実習終了後もリフレクションが行われるなど、1年間かけてじっくり学校教員としてのスキルを磨きます。
それ以前の1・2年次にも「教職体験Ⅰ・Ⅱ」(専修によっては別の科目で代替する場合がある)で、授業参観したり先生方を手伝ったりする機会があるなど、多くの現場体験を積めるのが教育学部のカリキュラムの特徴です。
2年次の「介護等体験」および1年次の「介護等体験指導」では、各種社会施設や特別支援学校における、さまざまな支援を必要とする多様な人々との関わり方を学び、4年次の「教職実践演習」では4年間の総括を行うなど、実習系科目の積み上げによって、確かな教育実践力を育む仕組みとなっています。
琉球大学教育学部は、教育実習に関して大変恵まれた環境です。大学構内に附属小学校や附属中学校があり、そこで教育学部学生全員が必修の教育実習を行います。このような教員養成課程を持つ大学は決して多くはありません。そのため、児童生徒とは、教育実習期間だけでなく、その事前や事後も授業や学校行事等で関わることができます。
附属学校の経験豊かな先生方が、教員を目指す後輩たちを育てる事を使命とし、真摯に学生と向き合い指導します。授業の機会を得るばかりではなく、教育や子どもの現実の姿、教師としての生き方などに触れてみる機会であり、更には学生個々人が、自分自身の能力や適性を問い直してみる機会ともなります。
皆さんのチャレンジをお待ちしています。
自分の教科に対する考えや、教育への考え方を、学生同士や現場の教師、そして生徒との関わりの中で考える、大学生活の中で一番有意義な経験だった。
教員の一人として学校現場で体験することで、普段の授業では味わえない実践的な学びや発見が多くあった。
絶対に教師になる!と改めて思えた大学生活の中で1番の経験でした。失敗だらけでしたが、これをバネにもっと成長できると感じる事ができると感じた。
1、2年次までの講義や観察実習とは違い、実際に子どもを目の前にして1人で授業をするのはとても緊張しましたが、子どもの反応を見たり、気づきや問いを授業に生かす方法を肌で感じ、学ぶことができました。
授業を行う難しさや学級経営の大変さなどを感じました。また、1日1日の達成感ややりがいというのを物凄く感じます。
学級経営での声かけの仕方の難しさをかんじました。授業の想定しているものとのギャップ。
一人の教師として振る舞うこと、子どもの成長を助けるような言動や授業を心がけること。
自分がなぜ教育実習をするのかの意味と、どんな実習にしたいかを意識する。
事前準備や計画性などは当然のこととして、子どもとどう接するか、自分の立ち位置やスタンスなどを決めておくことが重要だと思います。
模擬授業の回数をこなして、タイムマネジメントや予想していない答えに対応できるようにしておく。同じクラスの実習生と交流して仲を深めておくことで、困ったことにお互い支え合って乗り越えることができる。
意識しておくべきことは、「言葉遣い」「あいさつ」「表情」だと思います。子どもは先生の姿をよく見ています。
とにかく楽しもう!って思うことが1番大事かと思います。重荷に感じるときついので!あとは授業の準備は入念に!準備すらも楽しむ心持ちで!