国語教育専修

国語教育専修

Japanese Language Education

小学校教育コース

中学校教育コース

「豊かなことばの学び」を創りだす人材育成

「豊かなことばの学び」を創りだす教育実践力を養成する専修です。
人は「ことばの力」を支えとして、人生を切り拓いていきます。「ことばの力」の基盤を形成するのが教科「国語」であり、国語教師です。
教科内容学(日本語学、日本文学、漢文学、言語文化論)・教科教育学(学習者中心の国語教育思想と実践)を学び、小中高と見通して「主体的・対話的で深い学び」を生む国語教師としての力量を培います。

理論と実践の往還に基づくカリキュラム

たとえば「ことばの教育フィールドワーク」という講義では、公立小学校で単元「スピーチ わが町じまん」(小学5年)に参加し、導入で大学生がスピーチし、最後に小学生のスピーチを聴き、感想を伝え合う活動を行いました。
<実の場>に参加しながら子ども理解や授業づくりを学びます。

学べる4つの領域

  • 国語教育学
  • 言語文化論
  • 日本語学(琉球方言を含む)
  • 日本文学(古典・近現代)

多彩な卒業論文と、集大成としての「カルチャースクール by琉大国語科」

4年間の学びの集大成として卒業論文に取り組み、そこで得た<知>を外にも広く公開して分かち合う「カルチャースクールby琉大国語科」を行います。
テーマは、「言語地図から見る『人』と「ことば」のつながり」「現代に蘇る『伊勢物語』研究」「聞いて、聴いて、訊いて『きく』ことで育む豊かな人間関係」「嫌われものの底力『読むこと』指導と連関させた文法学習」「教科書に載らない名作『春琴抄』」など多彩です。