琉球大学教育学部改組についてのQ&A

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Q 1 : 改組に伴う正確な入試の情報はいつ頃わかりますか?

Q 2 : 新設される小学校教育コースは、以前の小学校教員養成課程とどう違うのですか?

Q 3 : 新設される子ども地域教育コースでは、どんなことが学べますか?

Q 4 : 生涯教育課程では教員になれないのですか?

Q 5 : 日本語教育コースと情報教育コースが廃止される理由は何ですか?

Q 6 : 卒業要件が二枚免許から一枚免許に変わると、その免許しか取得できないのですか?

Q 7 : 子ども地域教育コースでは幼稚園教諭免許の他に保育士免許も取れるのですか?

Q 8 : 生涯健康教育コースでは管理栄養士の資格も取得できますか?


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Q 1 : 改組に伴う正確な入試の情報はいつ頃わかりますか?
A: 7月中旬に「入学者選抜要項」が発表されます。これが正式な情報になります。

ただし、今回の改組では新設される専修・コースや廃止される専修・コースがあります。

受験科目変更は通常2年前予告ですが、今回は改組による変更のため、1年を切った時点での公表になってしまいました。

改組による新しい教育学部を知っていただき、入試の説明を行うため、各高校に伺い説明会を開いています。

この説明会を通して、7月19日のオープンキャンパスでは「入学者選抜要項」を入手するとともに、その志望先の専修・コースに来ていただき、より具体的な情報を得ていただきたいと考えています。

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Q 2 : 新設される小学校教育コースは、以前の小学校教員養成課程とどう違うのですか?
A: 一括入試で学生を受け入れることは以前の小学校教員養成課程と同様ですが、入学後の教育組織のあり方が全く異なります。

以前の小学校教員養成課程はピーク制をとり、一括入学の後各専修に分かれ、中学校教員養成課程入学生と一緒の教育組織に属しました。

新設される小学校教育コースは、教育学、学校心理学の教員の一部と各教科教育担当教員(国語?英語)で一つの教育組織を作り、一括入学した学生をそのまま受け入れます。

ここでは、特定の教科や専門領域に閉じない、総合的実践力を持つ学生を、理論と実践とを往還的に学ぶ機会を繰り返し提供することで育成します。


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Q 3 : 新設される子ども地域教育コースでは、どんなことが学べますか?
A: 子ども地域教育コースには、これまで教育学専修や学校心理学専修に所属していた教員の多くが配属されます。

また、日本語教育や美術教育の教員も配属されます。これらの多彩な教員集団によって、

@発達と教育の基礎理論をしっかり学び、教育問題の本質を見ぬく力、

A学校と地域の連携や融合の視野を持ちながら、“子ども”と“子どもと育つ人びと”が育ち合う場(コミュニティ)を支える力を育てます。

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Q 4 : 生涯教育課程では教員になれないのですか?
A: そのようなことはありません。

生涯教育課程は教員免許取得を卒業要件にしていないだけで、教員免許の取得は可能です。

特に、新設の子ども地域教育コースでは小学校教員免許を、また、沖縄島嶼教育コースでは社会科の教員免許を、自然環境科学教育コースでは理科の教員免許を卒業要件の単位内で無理なく取得できるようカリキュラムを設定しています。

心理臨床科学コースでは音楽教員免許を取得できる履修方法も準備されています。

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Q 5 : 日本語教育コースと情報教育コースが廃止される理由は何ですか?
A: 両コースは平成元年度に総合科学課程として創設され、平成11年度の生涯教育課程への再編を経て、学生定員20名を維持しつつ現在に至っています。

時代のニーズに応えるコースとして創設以来志願者は増え続けていましたが、平成15年度を境に減少傾向にあります。連動するかのように両コース在学生の進路に対する意識も変化を見せ、「このコースだからこそ就ける仕事」を求めるのではなく、早期から教員をめざし採用試験に挑戦する学生が増えてきています。近年の卒業生においては、80%近くが教員免許状を取得し、その半数が採用試験を受験、全体の20%が実際に教員就職を果たしています。実態として「第二教員養成コース」化していると言わざるを得ず、この傾向は今後も変わらないと思われます。

もちろん「日本語への造詣が深い」「情報に強い」教員を送り出すことには意義がありますが、残念ながら両コースの設立の目的であった多様な人材の育成という点において、十分な責任を果たしているとは言えません。

日本語教育コースは、日本語教育教員養成機能を有する教育・研究組織として、国際的に通用する人材の育成に取り組んできました。

しかし平成18年度、法文学部国際言語文化学科において同様の機能をもつ「日本語教育副専攻」制度がスタートしたことにより、教育学部らしい「日本語教育」の在り方の模索が始まりました。

その結果、地域社会(とりわけ沖縄県)にとって大きな教育課題である「外国人児童生徒の教育」に貢献できる臨床的・実践的な指導者を育成することを重要な責務と考え、それを新設の「子ども地域教育コース」の領域内に取り入れる、という道を選択するに至りました。

また、当コースが培ってきた、日本語・日本文化に対する深い理解を他言語・異文化の担い手への教育実践に活かしていくというメソッドは、外国人の子どものみならず日本人の子どもが学ぶ教育現場に立つ学校教員にも、今後おおいに身に付けることが望まれるものです。

したがって当コースの理念は、学校教育教員養成課程・生涯教育課程それぞれに引き継がれることになります。



情報教育コースは、情報科学を中心とした幅広いカリキュラムによって、高度情報化社会に対応できる人材の育成を行ってきました。

しかし、その高度情報化社会がもたらした負の部分、すなわち低年齢層を巻き込んだ情報絡みの犯罪や低年齢層による反社会的行動の頻発という昨今の状況から、教育学部における「情報教育」の役割を見直す必要が生じてきました。

具体的には、情報操作の初期段階にあたる小学校において、児童を対象とするにふさわしい技術指導のほか、正しい利用方法(ネットワークマナーに対する基本的な考え方を初めとする情報リテラシー、倫理意識の確立など)の指導ができる教員を養成することが、その役割と言えるでしょう。

したがって、いわゆるエンジニアや高等学校教諭(情報)などの「情報科学のプロ」を養成する機能は工学部情報工学科に委ね、情報教育系の教員を新設の「小学校教育コース・教育実践学専修」に配置し、これまで培ってきた情報教育の成果を活かした新たな学校教育教員養成のあり方を追求していきたいと考えます。


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Q 6 : 卒業要件が二枚免許から一枚免許に変わると、その免許しか取得できないのですか?
A: いいえ、そのようなことはありません。

免許取得に必要な科目を自由科目として履修したり、卒業要件の単位数を超えて履修したりする事で、小・中学校教科教育コースの各教科教育専修においては二枚以上の免許(小+中、中+小、望めばさらに高)の取得が可能です。同様に、小学校教員を養成する教育実践学専修で中学校免許を取得する事も不可能ではありません。

また、小・中学校教科教育コースの卒業要件が一枚免許になることにより、学生にとっては様々な可能性が広がります。

これまでは小学校および中学校(のある教科)の二枚の取得に縛られていましたが、今後は、一枚免許で一つの専門を極めることも、これまでのように小・中学校の二枚免許を取得することも、また、異なる教科の免許を二枚取得するということも、選択肢として開かれます。離島僻地教育では、この異なる教科の二枚免許という選択も有効かもしれません。

なお、各専修においては、それらの可能性を実現するための具体的な履修方法をモデルとして提示するなど、丁寧な履修指導を行います。


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Q 7 : 子ども地域教育コースでは幼稚園教諭免許の他に保育士免許も取れるのですか?
A: 幼稚園教諭免許の取得についてはカリキュラムが準備されていますが、保育士資格のカリキュラム対応は行っていません。

しかし、大学3年次から受験可能な保育士資格試験への援助を希望者に行います。保育士資格試験は幼稚園教諭免許を取得後は実技試験などが免除されるため、卒業時または卒業後に取得が可能です。

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Q 8 : 生涯健康教育コースでは管理栄養士の資格も取得できますか? A: 本コース卒業生も取得可能です。
 取得可能というのは、管理栄養士免許は国家資格であり、栄養士養成校・管理栄養士養成校いずれを卒業した者でも、厚生労働省が毎年3月中旬に実施する国家試験を受験し合格をしなければ取得できないからです。

栄養士養成校と管理栄養士養成校の違いは、栄養士養成校の卒業生は卒業後に1年以上の実務経験が必要であり、管理栄養士養成校の卒業生は卒後の実務経験が不必要なため、卒業と同時に国家試験受験資格が取得できることです。(注1)

 管理ならびに栄養士養成校は施設認定である為、カリキュラム・教員の資格・施設設備に法律の強い縛りがありますが、卒業と同時に栄養士免許を無試験で取得できます。

一方、上述のとおり、管理栄養士免許に関しては、管理栄養士養成校の卒業生といえども国家試験に合格しなければ取得できません。

 国家試験の合格率は、全国平均で20%程度にとどまっており、かなりの難関といえますが、管理栄養士養成校卒業生のみの合格率は80%程度と高いようです。ちなみに栄養士養成校である本コースの受験生の合格率は高く、初回でも70%程度です。



(注1)管理栄養士免許取得まで(平成12年管理栄養士免許に関する法律改正後)

○管理栄養士養成校(83単位?履修)、四年制 → 卒業時に栄養士免許取得・管理受験資格取得

○栄養士養成校(50単位?履修)、四年制 → 卒業時に栄養士免許取得・1年間の実務経験後管理受験資格取得

○栄養士養成校(50単位?履修)、三年制 → 卒業時に栄養士免許取得・2年間の実務経験後管理受験資格取得

○栄養士養成校(50単位?履修)、二年制 → 卒業時に栄養士免許取得・3年間の実務経験後管理受験資格取得


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その他、質問等がありましたら、琉球大学教育学部学務係までメールでお問い合わせください。
E-mail: kigakmu@to.jim.u-ryukyu.ac.jp
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