Faculty of Education and Graduate School of Education, University of The Ryukyus

子ども教育開発専修

子ども教育開発専修って、どんなところ?

子どもへの関心と教育の質とを重ねて問うことを通して、子ども一人一人の生活に固有の意義を見出し、子どもの“声”を聴き<育ち>を支える資質を持った小学校教員を養成します。

当専修のカリキュラムにおいては、学校内の教育の視点のみならず、子どもの「文化」や「生活世界」の視点から、子どもが見ている世界(大人が忘れかけている世界)について思考を広げ深めていきます。そのために、自らの生きてきた体験・経験とも重ね合わせながら、子どもの乳幼児期からの成長・発達についての理解を深める機会を提供します。また、学びの本質の理解につながるよう、多様なフィールドでの聴き合い・語り合う実践的活動を通して、子どもの<育ち>を支える新たな共同/協働関係を追求する実践力を培う機会を提供します。

この学修を基盤として、社会の支配的秩序や大人の求める子ども観を問い直すことで、子どもの「文化」特有の世界観へのまなざしを養います。子どもの「生活世界」の内と外をつなぐことで得られる多様なリソーセス(地域の素材や知的・人的資源等)を生かし、子どもの<育ち>と学校づくりを支える持続可能な教育実践を創り出すことのできる小学校教員を養成していきます。

 

専修の求める学生像

  • 子どもが見ている世界や、子どもを取り巻く多くのヒト・モノ・コトに関心を持ち、「小学校の先生になりたい」という強い希望を持っているみなさん。
  • 子どもという視点・姿から、発達と教育の基礎理論をしっかり学びたいと考えているみなさん。
  • 学校文化の内だけにとどまらず、子どもの「文化」「生活世界」に宿る多様な声を聴き、人々が育ち合い、学び合う「学校づくり」に興味があるみなさん。

 

入学者選抜方法

小学校教育コース 学校教育専攻(教育実践学専修・子ども教育開発専修)に係る各入試の学生募集は、学校教育専攻一括で行います。

平成30年度入試は、推薦入試前期入試後期入試の3回行います。

☆推薦入試は、学校推薦による入試で、募集人員は12名です。

  • 沖縄県内地域指定推薦 (4名) と一般推薦 (8名) の2つの枠があります。どちらも現役生のみ対象となります。
  • 沖縄県内地域指定推薦枠は、沖縄の北部や離島の高等学校だけを対象としています。一般推薦枠は、全ての高等学校を対象としています。といっても別々の入試ではなく、枠が異なるだけで、同じ日に同時に行います。沖縄県内地域指定推薦枠に該当する高校では、沖縄県内地域指定推薦枠1名と一般推薦枠1名の最大2名まで推薦できます。同一人物が両方の枠に同時に出願することはできません。
  • 個別学力試験等受験科目として、小論文と面接が課されます。
  • センター試験の結果は、個別学力試験の点数に加算するのではなく、900点満点中450点以上取れていればいいのです。センター試験を必ず受験する必要がありますが、センター試験で高い点数をとった順番に合格するというわけではありません。合格するのは、それぞれの枠ごとに個別学力検査の結果の上位それぞれ4名 (沖縄県内地域指定推薦枠) と8名 (一般推薦枠) です。

☆前期入試の募集人員は30名です。

  • 個別学力試験等受験科目として、小論文と面接が課されます。

☆後期入試の募集人員は8名です。

  • 個別学力試験等受験科目として、創造的な表現力をみる実技試験を行います。試験の中には、身体・言葉・音楽・造形などによる表現が含まれます。

詳しくは、7月上旬に正式に公表される入学者選抜要項でご確認ください。

 

 

免許や資格について

学校教育専攻(教育実践学専修・子ども教育開発専修)では小学校一種免許状の取得が卒業要件です。その他に、一部制限はありますが努力次第で次の免許・資格を取得可能です。

  • 各教科の中学校教諭一種・二種免許状
  • 各教科の高等学校教諭一種免許状
  • 幼稚園教諭一種・二種免許状
  • 特別支援学校教諭一種・二種免許状
  • 学校図書館司書教諭資格

 

 

子ども教育開発専修の教員スタッフ

 浅井 玲子 (あさい れいこ) <生活科学教育>
大きな可塑性を持つ子どもたちに「丁寧にくらす事」「くらしを楽しむ事」「思いを行動につなげる事」の大切さを伝えられる先生になってほしいと思っています。
 小川 由美 (おがわ ゆみ) <音楽科教育>
子どもが「見ている・聴いている世界」は、キラキラしたものであふれています。子どもたちがつくりだす「表現の世界」を、一緒に楽しみませんか。
 金城 文雄 (きんじょう ふみお) <体育原理、体育科教育>
生物としての動物とは区別されるところの人間の運動やスポーツについて、動きの洗練化・抽象化と社会化の過程を学び、考えていきます。
 佐久間 正夫 (さくま まさお) <教育行政学・教育制度学・教育法学>
皆さんが受けてきた「教育」や、当たり前に通っていた「学校」なるものを、改めて考え直してみることのできるところが、この学校教育専攻です。
 島袋 恒男 (しまぶくろ つねお) <教育心理学、キャリア発達・青年期発達心理学>
これからの社会、子どもが将来を生きることができる教育が大事?
 髙橋 美奈子 (たかはし みなこ) <談話研究、社会言語学、日本語教育学>
子どもたちの発話に耳を傾けて、子どもたちの生活世界の認識や言語選択が何によって、どのようにおこなわれているのかを一緒に考えていきましょう。
  高良 倉成 (たから くらしげ) <経済学、公民科教育、「社会」観の歴史的変遷など>
「社会」は、その新参の成員に対して「子ども時代」(childhood) を尊重し保障すべきだ、という一般的合意は何時どのようにして成立したのだろうか。そういうクールな思索もたまには必要です。
 中尾 達馬(なかお たつま) <発達心理学、幼児教育>
発達心理学的な視点から、「子どもの情緒的発達」、「保育」、「育児・親子関係」をキーワードとした教育・研究を行っています。
  廣瀬 等 (ひろせ ひとし) <学習心理学、認知心理学>
大学から初めて学ぶ心理学。人についての理解が深まり、いろいろな可能性が広がると思います。ぜひ、大学で心理学の面白さを味わってください。
 望月 道浩 (もちづき みちひろ) <図書館情報学 (学校図書館)>
本で調べる/誰かに尋ねる前に「ググる」ことが一般的となった現在、子どもたちが本を手に取り読み調べることができる学校図書館 (読書環境) のあり方とは何か考えてみませんか。
 吉田 悦治 (よしだ えつじ) <図画工作・美術科教育>
子どもたちの多様な表現世界に触れながら、アートの力で「子どもの日常」と「学びの世界」を繋げてみよう。
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